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System

自分で作るなら、どの
ホームページ作成システムを使うか

2026年のいま選べるシステムを、1つずつ公式サイトで確認して並べました。何ができて、何ができないのか。車屋さんの使い方で見ています。

2026年10月2日 更新

Googleビジネスプロフィールの無料ホームページは終了しました

2017年から使えた無料のウェブサイト機能は、2024年3月1日で提供終了。2024年6月10日以降はアクセスもできなくなりました。あのページを使っていた方は、別の方法で作り直す必要があります。このページはその作り直しにも使えます。

自分で作る一番の利点は、費用が月0円から数千円で済むことです。かわりに、文章も写真も構成も自分で用意することになります。浮いた費用のぶんだけ、自分の時間を使うと考えてください。

道具の選び方で、あとからの苦労がかなり変わります。特に引っ越しできるかどうかは最初に決まってしまい、後から変えられません。

設置型WordPress

サーバーを借りて自分で動かす。引っ越せる。管理も自分持ち。

クラウド型ペライチ・Wepage ほか

契約するだけで使える。引っ越しはできない。

AI生成型Durable ほか

質問に答えると自動で生成。中身は結局自分で直す。

分かれ目は「引っ越せるか」です。クラウド型とAI生成型は、やめたらページが消えます。文章と写真は手元に残りますが、作ったページそのものは持ち出せません。WordPressだけは別のサーバーへ移せます。

Detail

システムごとの解説

同じ「自分で作る」でも、かかる手間とできることが違います。

01

WordPress

世界のウェブサイトの約43%が使っている設置型のシステム。サーバーを借りて自分で動かします。

提供:WordPress Foundation(オープンソース) ja.wordpress.org

システム料金
0円
サーバー代
月1,000〜3,000円
引っ越し
難しさ

システム自体は無料で、かかるのはサーバー代とドメイン代だけです。そのかわり、設置も更新もセキュリティ対策も自分で行います。

  • +自由度が最も高い。ページ数が増えても困らない
  • +他のサーバーへ引っ越せる。やめても手元に残る
  • +利用者が多く、調べれば日本語の情報が出てくる
  • −更新を放置すると改ざんされることがある。管理が自分持ち
  • −最初の設置でつまずく人が多い
  • !2026年5月20日の WordPress 7.0 でAIが標準搭載されましたが、「AIが勝手にサイトを作ってくれる」機能ではありません。プラグインがAIを使うための共通の土台が入っただけです。ここは誤解されやすい点です

向いている方:自分で調べながら進められる。長く使って資産にしたい。ページを増やしていきたい。

出典:
https://ja.wordpress.org/
https://www.cloudways.com/blog/wordpress-7-0/

02

ペライチ

国産のクラウド型。1ページ完結の構成で、操作の手順が少なく作られています。

提供:ラクスル株式会社 peraichi.com

無料プラン
有料プラン
引っ越し
難しさ

無料プランと有料プランがあります。金額は改定されることがあるので、公式の料金ページでご確認ください。

  • +日本語のテンプレートが揃っていて、迷いにくい
  • +やることが少ないので、最初の1枚を出すのが早い
  • −ページ数が増える構成には向かない
  • !無料プランでは独自ドメイン(自分の店名のURL)が使えません。お店のサイトとしては有料プランが前提になります

向いている方:まず1枚、電話番号と場所と営業時間が載ったページが欲しい。

出典:
https://peraichi.com/

03

Wepage

クラウド型。自動車販売業・一般整備業・部品製造業など、業種別のテンプレートが用意されています。

提供:Wepage wepage.com

フリー
0円
パーソナル
1,100円
プラス/プレミアム
2,200/4,400円
累計利用
30,000件超

クラウド型の中では珍しく、自動車関連の業種テンプレートを最初から持っています。ゼロから構成を考えなくて済むぶん、立ち上げが楽になります。

  • +自動車業種のテンプレートがあり、構成を一から考えずに済む
  • +無料から始められ、有料でも月1,100円から
  • −車検・鈑金といった細かい業務は、結局自分で書き足すことになる
  • !クラウド型なので、他社へは引っ越せません

向いている方:テンプレートをもとに自分で仕上げたい。費用は抑えたい。

出典:
https://wepage.com/lp/plan/index.html

04

STUDIO

国産のクラウド型。デザインの自由度が高く、細かく整えたい人に向きます。

提供:Studio株式会社 studio.design

Free
0円
Mini
590円
Business
3,980円
引っ越し

料金は年払いの場合です(月払いは Mini 1,290円・Business 5,460円)。Personal 1,190円、Business Plus 9,980円もあります。

  • +見た目を細かく調整できる。出来上がりがきれい
  • +有料でも月590円からと安い
  • −自由度が高いぶん、デザインに慣れていないと時間がかかる
  • !自由に置けるので、整理されていない見た目になりやすい点に注意してください

向いている方:見た目にこだわりたい。時間をかけても納得のいくものにしたい。

出典:
https://studio.design/ja/pricing

05

Durable(AI生成型)

業種や店名を入力すると、文章と画像込みで自動生成される新しいタイプ。英語圏のサービスです。

提供:Durable(米国) durable.com

Free
$0
Launch
$25/月
Grow
$49/月
公開まで

年払いにすると15%引き(Launch $22/Grow $41)です。無料プランでも基本的なサイトは作れます。

  • +とりあえず形になるまでが圧倒的に速い
  • −英語圏のサービスで、日本語と業界用語が弱い
  • −生成の型が決まっているため、他店と似た仕上がりになりやすい
  • !生成された文章はそのままでは使えません。車検の料金も、認証工場の表記も、結局は自分で書き直すことになります。叩き台と考えてください

向いている方:まず叩き台が欲しい。文章は自分で書き直せる。英語に抵抗がない。

出典:
https://durable.com/pricing

06

Wix

クラウド型。配置の自由度が高く、デザインの選択肢が多いのが特徴です。世界的に使われています。

提供:Wix.com Ltd. ja.wix.com

無料プラン
広告表示
引っ越し
有料プラン

有料プランの金額は改定されることがあるため、公式の料金ページでご確認ください。

  • +見た目を細かく調整できる。テンプレートの数が多い
  • +無料で試してから有料に切り替えられる
  • −自由に置けるぶん、整理されていない見た目になりやすい
  • !無料プランは広告が出て、独自ドメインが使えません。お店のサイトとしては有料プランが前提です
  • !他社へは引っ越せません。あとから WordPress へ移したくなっても、作り直しになります

向いている方:見た目にこだわりたい。多少の手間はいとわない。

出典:
https://ja.wix.com/

07

Jimdo

クラウド型。スマートフォンからでも操作でき、質問に答えると下書きが自動で作られる機能を持ちます。

提供:KDDIウェブコミュニケーションズ(日本での提供) jimdo.com

無料プラン
契約期間
引っ越し
有料プラン

契約期間は1ヶ月・1年(12ヶ月)・2年(24ヶ月)から選べます。有料プランの金額は公式の料金ページでご確認ください。

  • +スマートフォンだけでも作業できる
  • +無料プランから始めて、あとから切り替えられる
  • +日本語のサポートがある
  • −ページ数が多い構成や、細かいデザイン調整には向かない
  • !1ヶ月契約もありますが、年契約のほうが割安に設定されています。最初は短い契約で試すことをおすすめします

向いている方:パソコンが苦手。スマホで少しずつ進めたい。

出典:
https://www.jimdo.com/jp/pricing/

08

10Web

AIでWordPressのサイトを自動生成するサービス。サーバーも込みで、WordPressを自分で設置せずに始められます。

提供:TenWeb 10web.io

AI Starter
$10/月
AI Premium
$15/月
AI Ultimate
$22.50/月
返金保証

年払いにすると50%引きになります(AI Starter は年$120)。中身は WordPress なので、他のシステムと違って引っ越せる可能性があります。

  • +WordPress を自分で設置せずに使える。サーバーも込み
  • +月$10からと安く、30日の返金保証がある
  • +中身が WordPress なので、あとから他のサーバーへ移せる見込みがある
  • −英語圏のサービスで、管理画面も案内も英語が基本
  • !生成された文章は日本語として不自然なことがあります。書き直す前提で使ってください

向いている方:WordPressを使いたいが、設置でつまずきたくない。英語に抵抗がない。

出典:
https://10web.io/pricing/

09

ZipWP

AIでWordPressのサイトを約90秒で生成するサービス。ホスティングと無料ドメインが含まれます。

提供:ZipWP zipwp.com

無料プラン
Starter
$29/月
Lifetime
$399(買い切り)
公開まで

無料プランでAIによるサイト生成を3回まで試せます。買い切りのプランがあるのは、このなかでは珍しい形です。

  • +無料で3回試せるので、感触をつかんでから決められる
  • +買い切り($399)があり、毎月の支払いを避けられる
  • −英語圏のサービス。日本語の情報が少ない
  • −運営会社の情報がサイト上で明確でない
  • !買い切りは「ずっと使える」という意味ですが、サービス自体が続くかどうかは別の話です。慎重に判断してください

向いている方:まず無料で試したい。毎月の支払いを増やしたくない。

出典:
https://zipwp.com/pricing

英語圏のAI生成型は、日本語が弱いままです

10Web も ZipWP も生成そのものは速いのですが、出てくる日本語は手を入れないと使えません。車検の料金、認証工場の表記、お店の雰囲気。大事なところほど、結局は自分で書くことになります。速さだけで選ばないでください。

このページで扱っていないもの

業界特化のサービス(車検・鈑金のページが最初から入っているもの)は、制作サービスを使うページで解説しています。

Point

車屋さんが必ずつまずく5つのこと

システムの使い方はどこにでも書いてあります。書いていないのはここです。

01
認証工場・指定工場の表記

どちらも地方運輸局長の認証・指定を受けた工場だけが名乗れます。受けていない工場が書くことはできません。自分の工場がどちらなのか、認証番号とあわせて正確に載せてください。テンプレートの文章をそのまま使うと、ここを間違えます。

02
車検・鈑金の料金表の出し方

載せると「高い・安い」で比べられるのを嫌う方がいますが、載せないと問い合わせが減ります。おすすめは、車検の基本料金と法定費用を分けて書くことです。総額だけだと、何が含まれるのか伝わりません。

03
在庫車の見せ方

カーセンサーやグーネットに出している在庫を、ホームページにも手で入れ直すと必ず止まります。更新を1か所で済ませる方法を先に決めてください。難しければ、在庫は載せず「在庫はこちら」と外部へリンクするほうが続きます。

04
Googleビジネスプロフィールとの関係

作っただけでは、地図の検索結果とつながりません。Googleビジネスプロフィールの管理画面で、ウェブサイトの欄に新しいURLを登録してください。これをやらない店が多く、せっかく作ったページに人が来ない原因になります。

05
ピットとスタッフの写真

外観だけでなく、ピットの中と、作業している人の顔が写っている写真があると問い合わせが変わります。スマホで十分です。逆に、お客様の車のナンバーが写り込んだ写真はそのまま載せないでください。

無料プランのままでも大丈夫ですか?

お店のサイトとしてはおすすめしません。多くの無料プランは広告が表示され、独自ドメイン(自分の店名のURL)が使えません。名刺やチラシに載せるURLとしては見栄えがよくないので、月1,000円前後の有料プランをおすすめします。

自分で作ると、検索で上位に出ませんか?

作り方よりも、中身と続け方で決まります。お店の情報がきちんと書かれていること、更新されていること、他のサイトから紹介されていること。高いサービスを使えば自動的に上位に出る、ということはありません。

AIに全部やってもらうことはできますか?

2026年の時点では、まだできません。叩き台を作るところまでは速くなりましたが、車検の料金や認証工場の表記など、お店ごとに違う部分は人が確認して直す必要があります。AIが書いたまま公開すると、事実と違うことが載ります。

どのくらい時間がかかりますか?

写真と文章が用意できていれば、クラウド型で半日から数日です。時間がかかるのはシステムの操作ではなく、何を載せるかを決めることです。先に紙に書き出しておくと早く進みます。

作る手間を省きたい方へ

CAR-X-WEB なら、車検・鈑金・在庫のページが最初から入った状態で始められます。月額500円・打合せ不要・最低契約期間なし。

無料で試してみる