認証を取っても、ホームページに書かなければ誰にも伝わりません。お金をかけて取った認証が、仕事につながっていない工場が多くあります。
足すのは3か所です。トップに1行、車検・整備のページに1項目、会社概要に認証番号。このうち会社概要が一番忘れられています。
電子制御装置整備の認証は、2020年4月の制度開始から4年間の経過措置があり、2024年3月末で終わりました。2024年4月以降は、認証がなければ電子制御装置整備を行えません。
つまりいま認証を持っていることは、それ自体が選ばれる理由になります。持っていない工場では受けられない作業があるからです。
にもかかわらず、認証を取ったことをホームページに書いていない工場がかなりあります。取得にかけた費用と手間が、問い合わせにつながっていない状態です。
参考:国土交通省ウェブサイト(自動車特定整備事業について)
一番上の見出しの近く、または対応業務の一覧に。「電子制御装置整備の認証を受けています」と入れるだけで構いません。長く書く必要はありません。
対応できる作業を具体的に書きます。「カメラ・レーダーの調整(エーミング)に対応しています」のほうが、「電子制御装置整備」より伝わります。
一番忘れられる場所です。認証証に書かれている番号と、認証を受けた運輸局名を載せてください。確かめられる情報があると信用されます。
お客様は「電子制御装置整備」という言葉を知りません。
| 伝わりにくい | 伝わる |
|---|---|
| 電子制御装置整備に対応 | ぶつからないブレーキのカメラ調整まで、当社で対応できます |
| エーミング作業可 | フロントガラスを交換したあとのカメラ調整も、他社に出さず当社で行います |
| 特定整備認証工場 | 国の認証を受けているので、最新の安全装置がついた車もお預かりできます |
専門用語は、そのあとに括弧で添えてください。「カメラの調整(エーミング)」のように書けば、知っている人にも知らない人にも伝わります。
検索で探している整備工場や保険会社は専門用語で調べるので、両方の言葉をページに入れておくのが有効です。
2024年4月以降、認証なしで電子制御装置整備を行うことはできません。「相談ください」であっても、受けられない作業を受けられるように書かないでください。
設備や情報の制約で、扱えない車種があります。「輸入車はお問い合わせください」のように、範囲を書いておくほうが後のトラブルを防げます。
車種や状態で変わります。「最短○分」と書くなら「車種により異なります」を必ず添えてください。
認証証が交付された日からです。申請中の段階では書けません。
載せないことをおすすめします。対象は車種・年式で細かく分かれ、増え続けます。ホームページに一覧を載せると、すぐ古くなって間違いのもとになります。「お車の年式と型式をお知らせください。こちらでお調べします」と書くほうが、問い合わせにもつながります。
その場合は専門用語を前に出してください。同業者はエーミング・スキャンツール・対応メーカー名で検索します。一般のお客様向けのページとは別に、同業者向けの1ページを作る方法もあります。