News
ホンダが補修用のモータアッセンブリとモータケースを自主改善
定格出力の打刻なし、対象20個
公開 2026年10月2日 / 国土交通省の発表日 2026年9月17日
本田技研工業から、補修用部品として販売した駆動用モータの部品について自主改善を行うと国土交通省に報告がありました。対象は車両そのものではなく、交換修理用として出荷された部品です。
要点
モータアッセンブリまたはモータケースに、本来あるべき定格出力の打刻がされていません。そのため、この部品を車両に組み付けると法規に適合しない状態になります。対象部品は良品に交換されます。不具合の発生は0件、事故はありません。
発表された内容
- 届出の種類
- 自主改善(本田技研工業株式会社)
- 自主改善の開始日
- 2026年9月18日
- 不具合の内容
- 交換修理用の駆動用モータで、打刻の指示が不適切だったため定格出力が打刻されていない。車両に組み付けると法規に適合しない
- 改善の内容
- 「EM1e:」はモータアッセンブリを、「ベンリィe」6機種はモータケースを、それぞれ良品に交換
- 対象数
- 合計 20個
- 不具合件数・事故
- 0件・事故なし
対象の部品
- モータアッセンブリ
1A000-GJK-J01 - 「EM1e:」用。出荷期間 2023年8月29日〜2025年7月21日、16個
- モータケース
11200-K0T-J00 - 「ベンリィ eⅡ」「ベンリィ eⅡプロ」「ベンリィ eⅡMD」用。出荷日 2023年11月14日・2024年6月22日、2個
- モータケース
11200-K0T-J50 - 「ベンリィ eⅠ」「ベンリィ eⅠプロ」「ベンリィ eⅠMD」用。出荷日 2022年12月7日・2025年5月9日、2個
見分け方と知らせ方
発表の説明図では、打刻位置と、そこに入るべき打刻内容(定格出力「580W」など)が示されています。改善済みの部品は、定格出力が打刻されているかどうかで見分けられます。
使用者への知らせ方は次のとおりです。
- 販売店などを通じて使用者が分かっているものは、ダイレクトメールなどで通知
- 自動車特定整備事業者などには、日整連が発行する機関誌に掲載
- 本田技研工業のホームページに掲載
問い合わせ先は、本田技研工業株式会社 市場措置コールセンター(電話 0120-370004)です。
整備工場にとっての意味
- 関係するのは「部品を組み付けた工場」です。車両側の不具合ではなく、補修用として出荷された部品の話です。上の部品番号を、出荷期間の前後に発注・交換した記録がないか確認しておくと安心です。
- 対象は20個と少数です。多くの工場には関係しない可能性が高いですが、該当車種の修理を受けている工場は一度だけ記録を見ておく価値があります。
- 入庫時は打刻を見る。該当車種が入庫したら、モータアッセンブリ・モータケースに定格出力の打刻があるかを確認するのが、発表から分かる一番確実な見分け方です。
- 迷ったらメーカーに聞く。交換の手配はメーカー側の措置です。お客様から聞かれたときは、上の市場措置コールセンターを案内するのが確実です。
出典:国土交通省ウェブサイト(自主改善の実施について(本田技研工業株式会社 モータアッセンブリとモータケース)(令和8年9月17日))を加工して作成。
発表には、自主改善の詳細と改善箇所説明図(打刻位置の図)がPDFで添付されています。
関連:自動車業界の最新情報/車屋さんのホームページの先生