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9月から適用の保安基準が11月1日へ延期
継続生産車が対象
公開 2026年10月2日 / 国土交通省の発表日 2026年8月31日
新車の仕様が切り替わる日が、2か月うしろにずれました。お客様への説明が変わる可能性があります。
要点
対象は継続生産車(すでに生産している型の車)です。本年9月1日から適用される予定だった基準の適用日が、11月1日に延期されました。すでに走っている車や、車検の内容が変わるという話ではありません。
発表された内容
- 延期の対象
- 継続生産車に本年9月1日から適用される基準
- 新しい適用日
- 令和8年11月1日
- 改正するもの
- 「道路運送車両の保安基準第二章及び第三章の規定の適用関係の整理のため必要な事項を定める告示」の一部改正
- 公布・施行
- 令和8年8月31日(公布の日に施行)
- 理由
- 熊本地震により車両生産に関連する企業が被災したことなどから生産の遅れが生じ、受注済みの自動車の生産が適用日までに完了しない状況になったため
延期される基準(発表資料の「主なもの」)
- 軽油を燃料とする自動車の国際調和排出ガス・燃費試験法の導入
- 空気入りゴムタイヤの表示義務化等
- 空気入りゴムタイヤの取付要件の適用対象拡大
- デジタルキー要件の導入
- 電動パーキングブレーキの自動作動要件追加
- 乗用車等の衝突被害軽減ブレーキの義務化
- サイバーセキュリティ性能の義務化
- ソフトウェアアップデート性能の義務化
- 衝突時の歩行者頭部保護性能要件強化(試験領域の拡大等)
- ヘッドレストの乗員保護性能要件強化
- 軽油を燃料とする自動車の排出ガス規制強化
- 乗用車等への事故情報計測・記録装置の義務化
車販店・整備工場にとっての意味
- 「9月以降の車はこうなります」と説明していたら、訂正が必要です。継続生産車の切り替えが11月1日になりました。納車時期がこの前後にかかるお客様には、仕様の確認をしておいたほうが安全です。
- タイヤ関係が2つ入っています。表示義務化と取付要件の対象拡大です。タイヤを扱うお店は、新基準の適用がいつからの生産分なのかを把握しておくと、問い合わせに答えられます。
- 車検の検査項目が変わる話ではありません。これは新車を造るときの基準(保安基準の適用関係)の話です。お客様から不安の声が出たときは、ここを分けて説明してあげてください。
- こういう「お客様が不安になる話」は、ホームページに書くと効きます。「延期されました、お持ちの車には影響ありません」と一行あるだけで、調べている人の不安は消えます。検索している人が探しているのは、まさにこの一行です。
出典:国土交通省ウェブサイト(熊本地震を踏まえた自動車の安全・環境基準の適用延期(令和8年8月31日))を加工して作成。延期される基準の全体は発表に添付された報道発表資料をご確認ください。
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