Guide
メーカーの整備マニュアルも、標準作業点数も、故障整備事例も、 月額の基本料金だけで見放題になる日整連のシステムです。 料金・加入方法・必要な環境を、公式の案内からまとめました。
「整備事業の情報館」と説明されています。
FAINES(ファイネス)は、日整連(一般社団法人 日本自動車整備振興会連合会)が運営する、 インターネットを活用した整備情報提供システムです。日整連はこう説明しています。
「整備マニュアル情報をはじめ、故障整備事例、新型車・新機構の紹介、回路図、点検基準値、標準作業点数など、 プロに不可欠なさまざまな情報を満載しています。インターネットに接続できるパソコンがあれば、 会員登録するだけで、いつでも・どこでも・すぐに必要な情報を閲覧できます。」
大事なのは申込先が日整連ではなく、所属する自動車整備振興会だということです。 ここを間違えると手続きが止まります。 → 全国の自動車整備振興会 53会の一覧/日整連とは
日整連が画面例つきで公開している11種類です。
自動車メーカー発行のサービスマニュアルを検索して何度でも閲覧できます。 キーワード検索と個別指定検索の両方に対応。メーカーによっては解説書・配線図も閲覧できるものがあります。 日整連は「購入費や保管場所が難点となっていました」と、紙で持つ負担を挙げています。
車種ごとに標準作業点数を確認できます。これを参考に、正しく透明性のある料金計算ができるとされています。
実体験をもとにした故障現象の原因とその整備内容。常時蓄積され、自動車メーカーからのアドバイス情報も提供されます。
故障していない正常車両からスキャンツールで取得したデータを車種別に蓄積していて、 故障車のデータと比較できます。対応機種メーカーは日立・デンソーと記載されています。
主要諸元値、点検基準値などを手軽に確認できます。
新型車の解説、点検整備方式、整備作業上のポイントなど。
エンジン型式別に交換要領が閲覧できます。
整備主任者研修で使う資料が閲覧できます。
主要車種のエンジン回路図、自己診断方法等。
型式や届出番号をキーワードにして該当車を素早く検索できます。 入庫ユーザーへの対応に使えます → リコールの調べ方
国土交通省等の主管庁からの通達、関連団体・自動車メーカーからの発信情報。 自動車に関連する主なサイトへのリンクもあり、業界ポータルサイトとしての役割も持つとされています。
日整連は「日整連発行の技術関係の書籍のほとんどが閲覧できます」「情報は定期的に更新されます」とも記載しています。 なお、FAINES情報の無断転用は著作権法上禁じられています。画面や資料をそのままホームページに載せないでください。
入会金と、毎月の基本料金です。
| 項目 | 正会員 | 準会員 | 外部会員 |
|---|---|---|---|
| 入会金FAINES会員として登録するときに必要 | 13,200円 | 38,500円 | 38,500円 |
| 基本料金この基本料金で全ての情報が見放題 | 月額 1,650円 | 月額 4,950円 | 月額 6,600円 |
いずれも税込。日整連のサイトに「令和4年8月現在」と明記されています。 改定されている可能性があるため、申し込む前に必ず公式の案内と所属振興会にご確認ください。
会員区分(正会員・準会員・外部会員)の詳細は、FAINESの「FAINES関連規程」に定められています。 どの区分になるかは振興会の会員かどうかで変わりますので、ここも振興会にお尋ねください。
支払は、指定の金融機関の口座からの自動引き落し(口座振替)と案内されています。
なお、振興会によっては「FAINESの利用は会員限定」と案内しているところがあります。 たとえば愛知県自動車整備振興会は公式サイトで明記しています。 自分の県の扱いは 各振興会のページ からご確認ください。
3ステップです。日整連に直接ではありません。
最寄りの自動車整備振興会に直接請求します。案内パンフレットと入会申込書が入手できます。 パンフレットは日整連のサイトからPDFでダウンロードもできます。 → 自分の県の振興会を探す
利用規程を確認したうえで申し込みます。
ここが提出先です。日整連に直接送るのではありません。
後日、所属振興会等から通知されます。これで利用開始です。
日整連は体験版の案内を出しています。 青森県自動車整備振興会のように「FAINESを体験しよう!」という入口を置いている振興会や、 山口県自動車整備振興会のように「FAINES体験版」へのリンクを用意している振興会もあります。 契約の前に中身を見たい場合は、公式の案内か所属振興会にお尋ねください。
ここでつまずく方が多いところです。
日整連が推奨環境として挙げているものです(推奨以外での利用を禁じるものではないが、 推奨環境以外での不具合は対応が困難な場合があると案内されています)。
| 区分 | 内容 | 何に必要か |
|---|---|---|
| OS | Windows 11 | — |
| ブラウザ | Microsoft Edge | 一部の情報では Edge の Internet Explorer モード(IEモード)が必要 |
| ソフト | Adobe Acrobat Reader | FAINES全般。とくに整備マニュアル情報には必須。※IEモードで必要 |
| ソフト | Adobe SVG Viewer | ニッサン・ホンダ(四輪)の整備マニュアルのイラスト表示。※IEモードで必要 |
| ソフト | PC2000Pro / DST-PC(デンソー製) | デンソー製スキャンツール DST-2/DST-PC で取得した車両データの閲覧 |
| ソフト | PCデータセーバー(日立製) | 日立製スキャンツール HDM-3000/AP5 で取得した車両データの閲覧。FAINES上から無料でダウンロード可 |
| フォント | 梅フォント | ニッサンの配線図(eWD)の文字に使われているため必要 |
日整連は「最新バージョンをインストールする際には、必ず、古いバージョンをアンインストールしてから行って下さい」と案内しています。 上書きで入れると不具合が出ることがあります。
そのほか最新の情報は、FAINESトップページの「ご利用前の確認事項」に出ます。 見られないページがあるときは、まずこことIEモードの設定を確認してください。
「FAINES会員です」と書いても、お客様には伝わりません。
会員番号・パスワードは所属する振興会から通知されるものです。分からなくなった場合は日整連ではなく所属振興会へお問い合わせください。なお、振興会の会員専用ページのログイン情報を会報の目次に載せている会(東京都・奈良県・徳島県など)もありますが、それはFAINESのものとは別です。
有料です。入会金と毎月の基本料金がかかります(正会員は入会金13,200円・月額1,650円/令和4年8月現在・税込)。体験版の案内は出ています。
会員区分に「外部会員」があり、入会金38,500円・月額6,600円と公開されています(令和4年8月現在・税込)。ただし振興会によっては「FAINESの利用は会員限定」と案内しているところもあります。実際にどうなるかは所属予定の振興会にご確認ください。
日整連が推奨環境として挙げているのはWindows 11 と Microsoft Edgeで、一部の情報はIEモードが必要とされています。推奨環境以外での不具合は対応が困難な場合があると案内されています。
日整連は自動車整備標準作業点数表を発刊行物(近年はCD-R)として販売しており、FAINESでも車種ごとに確認できます。どちらを使うかは仕事の仕方に合わせて選んでください。
同じです。FAINES の読みが「ファインズ」です。どちらで検索しても同じシステムのことを指します。
出典:日整連ウェブサイト(FAINES(ファイネス)とは?/情報の内容は?/閲覧に必要な環境・加入方法・利用料金は?)を加工して作成。2026年10月18日に確認しました。 利用料金は日整連のサイトに「令和4年8月現在」と明記されているものです。改定されている可能性があるため、申し込む前に必ず公式の案内と所属振興会にご確認ください。